<aside> 💡 「IHG Way of Clean (IHGウェイオブクリーン)」プログラム、「IHGクリーンプロミス」等、世界基準の取り組みを行うANAインターコンチネンタル 別府リゾート&スパ様。更なる安全・衛生管理対策として混雑ナビの導入を決定された背景や今後の取り組みについてお話を伺いました。

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ANAインターコンチネンタル別府リゾート&スパ チーフエンジニア&リスクオフィサー 石田 秀樹様

ANAインターコンチネンタル別府リゾート&スパ チーフエンジニア&リスクオフィサー 石田 秀樹様

きっかけはGoToトラベルでの混乱

── 「混雑ナビ」を導入された背景について教えてください。

石田様  コロナ渦の状況になった後に、お客様が混雑状況を気にされるようになってきたこと、また政府からのガイドラインに示されているように、混雑をできるだけ避けた形での運営が求められていることが挙げられます。

7月中旬以降GoToトラベルが開始されてからというもの、ご予約も増えホテルとしては嬉しいところではあったのですが、特定の時間帯で集中的に利用される施設があることで混雑が発生してしまうことがありました。特にコロナ禍の特徴として、より一層ホテルの中で過ごされる時間が増えてきたことも関係するかもしれません。

施設ごとに人数制限を定めるなどしていましたが、お客様には非常にご迷惑をおかけしていた状況でした。

── 他社のカメラやセンサーを使ったサービスも検討されていたと思うのですが決め手はありましたか?

石田様  正直に申し上げて、第一印象はシンプル過ぎると思いました。もっとセンサーやカメラなどを使って自動化しないと、逆に人の手を煩わせてしまうのではないかと。

しかし、システムの詳細な説明やコンセプトを聞いたときに、このサービスの優位性と魅力を理解することができました。

当ホテルは2019年8月の設立ということもあり、最新の設備が導入され、あらゆる部分が自動化されています。通常の安定運営下においてはとても便利なのですが、今回の緊急事態宣言などのイレギュラーケースが発生すると、どうしてもマニュアル通りのオペレーションができない部分が出てきます。

混雑ナビでは手動でのオペレーションとなるためもちろんメリット・デメリットはありますが、今回のようにケースバイケースで迅速な意思決定を行わなければならない場合、現場感覚に沿った運用がすぐにできるということが魅力だと感じました。

また、イニシャル・ランニング共にコストを最小限に抑えて導入ができるというのは非常にありがたいことでしたね。

操作感や手軽さなどスタッフの方にも好評でスムーズに導入できたとのこと

操作感や手軽さなどスタッフの方にも好評でスムーズに導入できたとのこと

── ベンチャーとの取り組みについて不安はありませんでしたか?